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2006年01月22日

『ソルティレイ』 [一覧]

Episode:13 distance [単体リンク]

やっと今週分まで追い付きました。この第 13 話から、物語は一気に後編へ突入ってトコロでしょうか。

個々のエピソードやギミックは何処かで見たコトのあるようなものが並んでいて、ある意味、お馴染み。いろんな所から持ってきてるから、オープニングアニメ顔負けのごった煮な本編物語展開になってるあたりも B 級っぽさに繋がってますし。主人公のオヤジも、ソルティも、ローズも、アンダーソン兄妹も、RUC のおねーちゃん達も、実に見事に「誰も活躍してない」ってのもまた、キャラアニメじゃないよ、と言っているようで。

そのあたりのもの全部が、この世界を作るリゼンブルとかオーロラウェーブとかの舞台設定を言うためにあるの。その舞台の上で語られてる、ではなくて、設定を語るためにキャラクタが配置されているような。

そのへん意図してかどうか、カーシャの達観した言動が象徴しているよう。やっぱり、単なるヒトの力を超えた存在が平気で一般人に混じって生活している、そんな状況の中で単なるヒトが平然と生活してる世界、ってのは、危険に対して鈍感な人々が揃ってないと成立しないと思う。ソルティが 100% リゼンブルの存在だと知って「どおりで変わってると思った」で済ませられる人達が作ってるからこそ成立する世界が舞台になってます。

そんな中にいるから、設定年齢以上に古い価値観を持つ主人公のオヤジと、時代にズレている設定な所為かオヤジに近い考え方を持つソルティとが、この世界の道案内役として光って見えてきます。世間に距離を置いてる頑固なオヤジと、世間知らずの亜人間から見ると、この世界は一体どれほどの驚きが用意されているのかなっ。

今回第 13 話では、遂にやっとオーロラの上への興味を見せてくれました。ちょい前には民間に解け込んだリゼンブル技術の紹介と併せて、過去の地下都市を紹介してくれて。さてはて、これからこのオーロラで蓋をされてる街の上や下へと設定世界をどう伸ばして見せてくれるのか。ほほぉ、なるほど、そーいう世界ならコレもアリだよなぁ、うむむ…、と、唸らせてもらえたらいいな。

そんな仮想舞台の上で、結着のつかない大騒ぎを繰り広げてくれるあたりが楽しくて。結果としてやはり物語の上では双方の任務・目的は失敗に終わっていましたが、あの水上大運動会の回なんて、序盤の舞台背景の説明を簡単に済ませて大騒ぎに一気に繋げてゆく手際の良さは最高でした。設定アニメ的に言えば、あの回は RUC のおねーちゃん達はソルティに匹敵する異能者の集団なんですよ、の紹介がメインだった筈ですけれど。ここは、リゼンブルと、パワードスーツ(?)の、両方の異能者が共存する世界、体の部品を交換する技術と、体そのままで補強する技術が共存しているというコト。あの RUC のおねーちゃん達は異能を発揮する時に顔に模様が浮かび上がるようですし、そのへんもきっと、何かの設定を言いたいのでしょう。そのあたりにも、ほほぉ、というものが来てくれたら嬉しいな。

これから一体、何をやらかしてくれるのか!? という楽しみは、ピカいちの作品かもしれません。

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